【1月13日|為替ファンダメンタル分析レポート】
「相場はもう“疑っていない”。動く前提で、静かにポジションが組み直されている」
1月13日。
年初相場は、ついに明確な段階を一つ進めた。
これまでの相場は、
-
1月7日:揺さぶり
-
1月8日:否定
-
1月9日:選別
という流れで進んできた。
そして1月13日は、
選ばれた通貨を“前提として扱い始めた日”
である。
値動きは依然として穏やかだ。
だが、相場の空気は完全に変わった。
■ 1. 年初第1波は「確認」フェーズへ
相場には必ず段階がある。
-
想定
-
検証
-
確認
-
拡大
1月13日時点で、市場は**「確認」**に入った。
● もう「本当に動くのか?」は問われていない
注目すべきは、
相場参加者の態度だ。
-
逆張りが減った
-
短期の否定が入らない
-
押し目が浅い
これは、
市場が“動く前提”で行動している
証拠である。
■ 2. ドル円:完全な“蚊帳の外”が確定
1月13日、
ドル円は明確に役割を失った。
● ボラティリティが示す無関心
値幅はある。
だが、意味がない。
-
上がっても語られない
-
下がっても追随がない
これは、
参加者がドル円を見ていない
状態だ。
● 年初相場で最も危険なポジション
年初において、
動かない通貨を触ることほど危険な行為はない
ドル円は今、
まさにその位置にある。
■ 3. ドル:完全に“脇役”として定着
ドルはもはや、
-
主役
-
逆風
-
材料
いずれでもない。
● ドルは「基準値」に戻った
現在のドルは、
他通貨の動きを測るための物差し
であり、
方向性を語られる存在ではない。
この状態が意味するのは、
テーマは他通貨側にある
という明確なメッセージだ。
■ 4. 円:売り切られた後の“沈黙”
円は1月13日、
非常に特徴的な動きを見せた。
● 売られないこと自体が材料
円は、
-
弱材料があっても下がらない
-
リスクオンでも売られない
これは、
円売りポジションがすでに整理されている
可能性を示唆する。
● 円は「静かな中立通貨」へ
今の円は、
-
買う理由もない
-
だが、売る理由もない
相場転換期に特有の立ち位置だ。
■ 5. ユーロ:年初第1波が“現実化”
1月13日、
ユーロは完全に評価を一段引き上げた。
● 押しても崩れない
短期的な調整は入る。
だが、
-
下げが続かない
-
すぐに戻される
この形は、
大口資金がポジションを維持している
サインである。
● ユーロは「説明なしに買われている」
重要なのは、
上昇理由が語られていない
点だ。
理由が語られない相場は、
最も強い。
■ 6. ユーロ円:第1波の“完成形”
1月13日時点で、
最も完成度が高いのがユーロ円だ。
-
ドルを介さない
-
円の弱さに依存しない
-
ユーロ単体の強さ
この3点が揃っている。
● 年初相場らしい“素直な通貨ペア”
ユーロ円は、
テーマ・方向・参加者
すべてが一致している
年初相場における理想形だ。
■ 7. 豪ドル:準主役へ格上げ
1月13日、
豪ドルの評価も一段変わった。
● 豪ドルは「後出しで正解を出す通貨」
-
先に動かない
-
だが、動き出すと速い
この特徴が、
年初相場で活き始めている。
● 豪ドル円・豪ドルドルは監視段階から実行段階へ
まだ主役ではない。
だが、
いつでも走れる位置にいる
■ 8. 英ポンド・カナダドルの扱い
● 英ポンド:相変わらず不安定
-
材料はある
-
だが、一貫性がない
年初第1波の主役にはなれない。
● カナダドル:原油待ち
原油が動かない限り、
テーマ不在。
■ 9. 主要通貨ペア評価(1月13日)
| 通貨ペア | 評価 |
|---|---|
| USD/JPY | 完全除外 |
| EUR/USD | 主役 |
| EUR/JPY | 最有力 |
| AUD/USD | 準主役 |
| AUD/JPY | 追随候補 |
| GBP/USD | 不安定 |
| CAD/JPY | 材料待ち |
■ 10. 1月13日時点の結論
-
年初第1波は仮説を脱した
-
相場は「動く前提」で組み直されている
-
ドル円は完全に対象外
-
ユーロが中心
-
豪ドルが次
-
円は中立
🧭 総括
1月13日の相場は、
派手さはない。
だが、
相場参加者の迷いが消えた
という意味で、
極めて重要な一日だった。
ここから先は、
-
速さ
-
派手さ
-
驚き
ではなく、
持続と拡大
のフェーズに入る。
年初相場は、
もう後戻りしない。

コメント