2025年5月13日（火）、為替市場では、米中貿易協議の進展と米国の消費者物価指数（CPI）の発表がドル円の動向に大きな影響を与えました。ドル円は一時148.65円まで上昇し、高値圏で推移しています。外為どっとコム
◆【1】前日の為替市場の振り返り（5月12日）
5月12日（月）の為替市場では、ドル円が大きく上昇しました。米中貿易協議の進展が好感され、ドル円は145円台後半から148円台後半まで一気に上昇し、高値圏で引ける大陽線となりました。この陽線が1月に付けた158.87円を基点として上値を切り下げてきた流れからしっかりと上抜けた位置で終えており、新たな上昇トレンド形成の動きに入った可能性が点灯しています。 外為どっとコム
◆【2】主要通貨ペアの動向
▶ ドル円（USD/JPY）
ドル円は、米中貿易協議の進展と米国のCPI発表を受けて、148円台での推移が続いています。米国のCPIは前年比＋2.3％と前回から伸びが鈍化し、ドル売り反応が見られましたが、その後はドル買いが再開され、ドル円は148.10近辺で推移しています。 みんかぶ FX/為替（みんかぶFX）
▶ ユーロ円（EUR/JPY）
ユーロ円は、164円台後半での推移が続いています。オーダーブックを見ると、164円付近の買い注文が特に厚く、サポートライン付近で発注されています。また、163円台後半の売り注文が特に厚く、レジスタンスライン付近で発注されています。 OANDA
▶ 豪ドル円（AUD/JPY）
豪ドル円は、93円台前半での推移が続いています。オーストラリアの経済指標の発表や中国経済の動向が豪ドルの動向に影響を与えています。
◆【3】今後の注目材料と展望
▶ 米中貿易協議
米中間の貿易協議が再開され、両国の相互関税が大幅に引き下げられることが伝わりました。これを受けて、二国間の貿易摩擦緩和が好感され、ドル円は大きく上昇しています。 Forex
▶ 米国の経済指標
本日発表された米国のCPIは前年比＋2.3％と前回から伸びが鈍化しました。これにより、米連邦準備制度理事会（FRB）の利下げ観測が強まり、ドル売り反応が見られましたが、その後はドル買いが再開されています。 みんかぶ FX/為替（みんかぶFX）
◆【4】テクニカル分析：ドル円のサポートとレジスタンス
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サポートライン：147.65円、147.23円、146.82円
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レジスタンスライン：148.48円、148.89円、149.31円みんかぶ FX/為替（みんかぶFX）
ドル円は、148円台での推移が続いており、今後の動向が注目されます。 みんかぶ FX/為替（みんかぶFX）
◆【5】まとめと戦略
ドル円は、米中貿易協議の進展と米国のCPI発表を受けて、148円台での推移が続いています。今後の米中貿易協議の進展や米国の経済指標の結果がドルの動向を左右する要因となるでしょう。投資家は、これらの要因を注視しながら、柔軟な戦略を取ることが求められます。
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