【1月19日|為替ファンダメンタル分析レポート】
「相場はもう広がり切った。次に起きるのは“再選別”だ」
1月19日。
年初相場は、静かに次の段階へ足を踏み入れた。
これまでの流れを整理すると、
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第1週:方向性の提示
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第2週前半:確認と定着
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第2週後半:横への拡散
そして1月19日は、
横に広がった相場が、再び“縦の優劣”を作り始めた日
である。
動きは大きくない。
だが、水面下では明確な変化が起きている。
■ 1. 横展開は永遠に続かない
相場が横に広がる局面は、
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安定感がある
-
安心感がある
だが、それは同時に、
再び選別が行われる前触れ
でもある。
● 広がった資金は、必ず集中し直す
1月19日の市場では、
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どの通貨でも良い
-
どのクロスでも成立
という雰囲気が、わずかに後退した。
代わりに出てきたのが、
「どれが一番強いのか」
という視点だ。
■ 2. 市場心理:落ち着きの中に“比較”が生まれた
重要なのは、
不安や恐怖が出ていない点である。
1月19日の心理は、
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焦りなし
-
恐怖なし
その代わり、
冷静な比較
が支配し始めている。
これは、
相場が健全な段階に入った
証拠だ。
■ 3. ドル円:完全に評価対象外のまま
1月19日も、
ドル円は中心に戻ってこなかった。
● 動いても意味を持たない通貨
-
上がる理由も語られない
-
下がっても注目されない
これは偶然ではない。
市場が意図的に無視している
状態だ。
■ 4. ドル:主役不在が“常態”になった
ドルは1月19日、
特別な存在ではない
という立場を完全に固定された。
● ドル主導相場への回帰は否定された
-
金利
-
指標
-
発言
これらが揃っても、
相場の軸は動かない
この事実は重い。
■ 5. 円:横展開の終わりを知らせる存在
円は、
横に広がった相場の中で、
再び“選ばれる側”になり始めた
● 円が使われる通貨ペアが限定されてきた
-
すべてのクロス円が動く
→ そうではなくなった
これは、
強い通貨 × 円
という組み合わせに、
資金が戻り始めたことを示す。
■ 6. ユーロ:再び“基準”から“主役”へ
1月19日、
ユーロは再度評価を引き上げた。
● 横展開でも崩れなかった唯一の通貨
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動かなくても売られない
-
比較されても負けない
この安定感は、
横展開を経た後の再加速に必要な条件
をすべて満たしている。
■ 7. ユーロ円:再び縦を作る候補
ユーロ円は、
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基準
-
安定
-
中心
という役割を終え、
再び“動く側”に戻る兆し
を見せ始めた。
● 横に広げた後に縦を作る王道パターン
これは、
トレンドが終わらない相場
の典型だ。
■ 8. 豪ドル:ふるいにかけられ始めた
豪ドルは1月19日、
評価される側から、試される側へ
段階が一つ進んだ。
● ついていけるかどうかの分岐点
-
ここで踏みとどまれるか
-
再び出遅れに戻るか
豪ドルは、
年初相場の“第2主役”になれるかどうかの試験中だ。
■ 9. 英ポンド・その他通貨の再評価
● 英ポンド:比較されると弱さが出る
-
動きは派手
-
だが、持続しない
横展開では目立てても、
縦の選別では残りにくい
● カナダドル:原油と連動しない限り不在
テーマ不在は変わらず。
■ 10. 通貨ペア評価(1月19日)
| 通貨ペア | 評価 |
|---|---|
| USD/JPY | 完全除外 |
| EUR/USD | 再主役 |
| EUR/JPY | 再加速候補 |
| AUD/USD | 試験段階 |
| AUD/JPY | 選別対象 |
| GBP/USD | 短命 |
| CAD/JPY | 材料待ち |
■ 11. 1月19日の本質
この日の本質は、
非常に明確だ。
「どれでも良い相場」が終わった
これは、
トレンドが次の形に進む合図
である。
🧭 総括
1月19日の相場は、
-
動きは小さい
-
だが、意味は大きい
横に広がった相場は、
必ず次に“集中”を迎える。
その準備が、
静かに、しかし確実に進んでいる。
年初相場は、
第1波の後半戦
に入った。
次に来るのは、
-
再加速
-
もしくは、限定的な失速
だが、いずれにせよ、
相場はもう“元の静けさ”には戻らない。

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