【1月20日|為替ファンダメンタル分析レポート】
「相場はついに態度を示した。静かな再選別は、もう隠れていない」
1月20日。
相場はついに“黙っていられなくなった”。
これまで数日間、
水面下で進んでいた再選別は、
この日、はっきりと値動きとして姿を現した。
派手な急騰や急落ではない。
だが、
どこが強く、どこが弱いのか
その答えが、
誰の目にも分かる形で示された一日だった。
■ 1. 再選別は「予想」ではなく「現象」になった
1月19日までの再選別は、
-
空気
-
兆し
-
感触
といった、
やや抽象的なものだった。
1月20日は違う。
相場が実際に“振る舞い”で示した
ここが決定的な違いだ。
● 動いた通貨と、動かなかった通貨
この日の最大のポイントは、
-
動くべき通貨は動いた
-
残る通貨は残った
という、
極めて教科書通りの展開だったことだ。
■ 2. 市場心理:「比較」から「選択」へ
相場参加者の心理は、
明確に次の段階へ進んだ。
これまでの問いは、
-
どれが強いか
だった。
1月20日からの問いは、
どれを持つか
である。
● 中途半端なポジションが嫌われ始めた
-
なんとなく持つ
-
一応触る
こうした姿勢は、
この日を境に急速に減っている。
相場は、
覚悟を持った参加者だけを通す局面
に入った。
■ 3. ドル円:再選別の場にすら呼ばれなかった
1月20日、
ドル円は再選別の“対象外”だった。
● 強弱の議論すらされない通貨
-
強いか弱いか
-
上か下か
こうした議論が、
完全に起きていない。
これは、
相場から除外されている
状態を意味する。
● ドル円を見ている人だけが取り残される
この局面でドル円に固執することは、
再選別が起きている市場を見ていない
のと同じだ。
■ 4. ドル:完全に“脇役”として固定化
ドルは1月20日、
何かを決める通貨ではなくなった
● 反応はするが、流れは作らない
-
指標で動く
-
金利で反応する
だが、その後が続かない。
これは、
ドル主導相場が完全に否定された
ことを意味する。
■ 5. 円:再選別における「選別装置」
円は、
1月20日の再選別において、
非常に重要な役割
を果たした。
● すべてのクロス円が動いたわけではない
-
強い通貨 × 円 → 動く
-
そうでない通貨 × 円 → 動かない
この差が、
はっきりと出た。
これは、
円が“相手を選び始めた”
というサインだ。
■ 6. ユーロ:再選別の勝者
1月20日、
最も評価を高めた通貨は、
疑いなくユーロである。
● 比較された末に残った通貨
-
横展開でも崩れない
-
再選別でも負けない
この2点を両立した通貨は、
ユーロしかなかった。
● ユーロは再び「中心」に戻った
1月前半で築いた信頼が、
ここで“本物”として確認された。
■ 7. ユーロ円:再加速の条件が揃った
ユーロ円は1月20日、
再び縦に伸びる準備が整った
● 横 → 縦 → 横 → 縦
これは、
長く続く相場の王道パターン
ユーロ円は、
まさにこの道を歩んでいる。
■ 8. 豪ドル:明暗が分かれた一日
豪ドルは1月20日、
残ったが、主役にはなり切れなかった
● ふるいには残ったが、前に出ていない
-
売られていない
-
だが、買いも集中しない
これは、
第2主役候補としての“据え置き”
を意味する。
■ 9. 英ポンド・その他通貨の扱い
● 英ポンド:再選別で脱落
-
動きはある
-
だが、選ばれていない
再選別局面では、
一貫性のなさが致命傷
となる。
● カナダドル:テーマ不在のまま
原油との連動が見られない限り、
再評価は起きない。
■ 10. 通貨ペア評価(1月20日)
| 通貨ペア | 評価 |
|---|---|
| USD/JPY | 完全除外 |
| EUR/USD | 中心・主軸 |
| EUR/JPY | 再加速本命 |
| AUD/USD | 残留 |
| AUD/JPY | 監視継続 |
| GBP/USD | 脱落 |
| CAD/JPY | 不在 |
■ 11. 1月20日の本質
この日の本質は、
一文で表せる。
相場が「選んだ」
これまでの相場は、
-
試す
-
広げる
-
比べる
だった。
1月20日からは、
集中する
段階に入る。
🧭 総括
1月20日は、
-
派手な日ではない
-
だが、決定的な日
だった。
再選別は終わり、
次に来るのは、
選ばれた通貨だけが走る相場
である。
ここから先、
-
すべてを追う必要はない
-
むしろ、追ってはいけない
相場はもう、
答えを出している。
年初相場は、
後半戦の主役を確定させた。
次に来るのは、
その主役が、どこまで走れるか
を測るフェーズである。

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